Samuel van Hoogstraten “Inleyding tot de hooge schoole der Schilderkonst: anders de Zichtbaere Werelt” 361pp, Rotterdam, 1678
レンブラントの弟子であったオランダ人画家Samuel van Hoogstraten(1627-1678)による“Inleyding tot de hooge schoole der Schilderkonst: anders de Zichtbaere Werelt(絵画芸術の高等画派入門)”。
図はオリジナルで、解剖図は全身骨格図とエコルシェが描かれている。筋肉や骨格の図は素朴だが、プロポーション図が特殊で、Palm(手掌)尺を用いて身長を分割している。標準体型の身長は15マスで、英雄体型の身長は16マス。そのうちオトガイから頭頂までの頭部の高さは2マスにあたる。標準体型は結果的に7.5頭身になっており、19世紀後半になってMarshallやRicherの説いた標準体型の頭身指数と一致する。このガイドは骨格図にも引かれたが、頭頂の軟部組織を含まず、頭部を後傾させた姿勢で描いているため、オトガイの位置はガイドよりも高くなっている。
(ウェブアーカイブ版)
web archive: http://www.dbnl.org/tekst/hoog006inle01_01/
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