ウグッチオーニ『外形の解剖学の要素』(1813)
Uguccioni, Leopoldo. Elementi di anatomia esterna. Firenze: Preso Carli e comp.; 1813. / 225x145mm, 128p.
著者:イタリアの版画家
ウグッチオーニの名前は、タイトルページには記載されず、導入文の末に記載されている。内容は骨と浅層の筋が紹介されている。
図版は銅版画で、アルビヌスに基づく。手や足、頭部などの図はオリジナルであるが、トーンをつけた図版と、線描の図版を用意し、アルビヌスの計画を踏襲している。第3版では図版がリトグラフに変更され、新しい印刷様式の変革期にあったものとみられる。
リトグラフは陰影のトーンが滑らかであるが、筋や腱などの線維方向が見えず、銅版画の方がシャープでクリアに見える。
リトグラフは陰影のトーンが滑らかであるが、筋や腱などの線維方向が見えず、銅版画の方がシャープでクリアに見える。
(初版、第3版、筆者蔵)
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