Carl Schmidt “Wegweiser für das Verständnis der Anatomie beim zeichnen nach der natur und der antike” 46pp, Tübingen, 1874
シュツットガルト美術学校の教授カール・シュミットによる『自然主義と古典主義後の描画のための解剖学を学ぶためのガイド』。
簡素なハンドブックで、前半は図譜、後半はマリー・シュミットによる羅-独の美術解剖学用語集の二部構成になっている。図版はアルビヌスに基づいているが、骨格と同位置の筋の局所解剖図が並んで描かれている。見比べるように並べているのはアルビヌスの計画にはない。最後の図版はシュミットによる対角線を利用したプロポーションが掲載されている。図版パートのページレイアウトは縦横両方あり、書籍の小口側を画面の下に設定している。特に珍しいのは、後半の美術解剖学用語集で、解剖学用語集と記載していない点が興味深い。
(1894第2版?、筆者蔵)
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