August Froriep “ANATOMIE FÜR KÜNSTLER. KURZGEFASSTES LEHRBUCH DER ANATOMIE, MECHANIK, MIMIK UND PROPORTIONSLEHRE DES MENSCHELICHEN KÖRPERS” 128pp, Breitkoph & Härtel, Leipzig,1880
ドイツの解剖学者、Tübingen大学の解剖学教授August von Froriep(1849-1917)による“ANATOMIE FÜR KÜNSTLER. KURZGEFASSTES LEHRBUCH DER ANATOMIE, MECHANIK, MIMIK UND PROPORTIONSLEHRE DES MENSCHELICHEN KÖRPERS(芸術家のための解剖学 簡潔な解剖学の教科書 人体の構造、表情とプロポーション)”。日本では『新編美術解剖図譜』(1984)として出版された。
テキストと図譜のパートに分かれ、図は黒と朱の二色刷りになっている。テキストパートでは、頭蓋腔や表情、運動、比較解剖学など図を交えて幅広く扱っている。図譜パートでは骨格と筋の図が描かれている。それぞれが並んで描かれ、骨格と筋の位置関係が見比べられるようにデザインされている。巻末のプロポーションの図はほとんどのものがSchadowからの引用だが、最後の図のみオリジナルで、罫線で表現されている。
(第二版、筆者蔵)
University of Tübingen: https://www.uni-tuebingen.de/en/university.html
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