Alphonse Lami “Anatomie artistique Myologie superficielle du corps humain” 12pp +10plates, J-B. Baillièle, Paris, 1861
フランスの彫刻家Alphonse Lami(1822-1867)による“Anatomie artistique Myologie superficielle du corps humain(美術解剖学 浅層の筋学)”。図版はE. Rosetteによる。
大判のアトラスである。ページ数や体裁はLucaeに似る。図版はスコップに両手と左足をかけ、土を耕す姿勢のエコルシェに基づき、全身図の前・側・後面と、頭部、体幹、上肢、下肢の局所図が計10枚描かれている。この図版はほかに例を見ないが、1830-1870年代のフランスで流行したバルビゾン派を意識している。
エコルシェも制作され、モンペリエの解剖学博物館に収蔵されている。大判のアトラスはオリジナリティーの高いものが多い。
(eBooks on Demand版
筆者蔵、*画像はwikiから引用した)
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