2015/04/04

John Charles Lewis Sparkes "Manual of artistic anatomy for the use of students in art"(1888)


John Charles Lewis Sparkes“Manual of artistic anatomy for the use of students in art” Baillièle, London, 1888
スパークス(1833-1907)は英国出身の教育者。1881-1898にかけてロイヤルカレッジの学長を勤めた。本書は学長就任中に出版されている。図版はオリジナルの他に解剖書から引用されたものもある。筋学の図は有名なブールジェルの解剖図譜を元に描かれているため、図の情報量としては密度が高い。ブールジェルの図はリトグラフによる表現だが、本書ではハッチング表現で模写されている。リプリント版ではタイトルが改められ、“The Complete Guide to Artistic Anatomy”(2010)になっている。スパークスの著書は絵画や陶芸、彫刻と、美術教育の基礎に関係している。
(画像はリプリント版、筆写蔵)

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