John Charles Lewis Sparkes“Manual of artistic anatomy for the use of students in art” Baillièle, London, 1888
スパークス(1833-1907)は英国出身の教育者。1881-1898にかけてロイヤルカレッジの学長を勤めた。本書は学長就任中に出版されている。図版はオリジナルの他に解剖書から引用されたものもある。筋学の図は有名なブールジェルの解剖図譜を元に描かれているため、図の情報量としては密度が高い。ブールジェルの図はリトグラフによる表現だが、本書ではハッチング表現で模写されている。リプリント版ではタイトルが改められ、“The Complete Guide to Artistic Anatomy”(2010)になっている。スパークスの著書は絵画や陶芸、彫刻と、美術教育の基礎に関係している。
(画像はリプリント版、筆写蔵)
(画像はリプリント版、筆写蔵)
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