Illustration from Paul Licher "8heads Canon (Heroic Type)" 1893
リッシェによる8頭身キャノン。8等分や方眼のマス目に人体を当てはめるのは古典的プロポーションで、これを「英雄型」としている。リッシェと言えば平均的な7.5頭身のキャノンがよく知られており、このような8頭身プロポーションは珍しい。一旦平均プロポーションの充実した体つきに見慣れてしまうと、異様に頭部が小さく、四肢が長く、全体として細長い体型をしている。
ガイドと各部位の一致は以下の通り
頭頂からオトガイまでを1
頭部の半分の高さに目頭
頭頂から胸の高さまで2
頭頂から臍まで3
頭頂から会陰部まで4
地面から脛骨粗面の上縁まで2
正中から90°外転させた上肢の指先まで4
肘関節はその半分
下方におろした外転位の指先から肩鎖関節まで3.5
指先から肘頭の上縁まで2
肘関節と臍の高さはほぼ同じ
Paul Licher "CANON DES PROPORTIONS DU CORPS HUMAIN" pt VIII, 1893
0 件のコメント:
コメントを投稿