2015/09/10

James Birch Sharpe “Elements of anatomy: designed for the use of students in the fine arts” (1818)




James Birch Sharpe “Elements of anatomy: designed for the use of students in the fine arts” 96pp, R.Hunter, London, 1818

ロイヤル・アカデミーで学んだ医師James Birch Sharpe(1789-?)による“Elements of anatomy: designed for the use of students in the fine arts(解剖学の要素:芸術を学ぶ学生用にデザインされた)
 本書は骨学と筋学を学ぶためのオーソドックスな美術解剖のハンドブックで、大半がテキスト、巻末に5枚の図版が掲載されている。骨格と局所の図版にはAlbinusからの影響が見られる。筋肉の図版は古典彫刻に基づいており、ボルゲーゼのグラディエーターや、自害するガリア人をモデルにしたエコルシェが描かれている。図版枚数の制約もあったためか、タイトルページの頭蓋骨を除いて側面観の図がない。
(ウェブアーカイブ版)

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