2015/04/21

Édouard Cuyer "Anatomie plastique" (1913?)



Édouard Cuyer "Anatomie plastique" 349pp, OCTAVE DOIN, Paris, 1913?


画家、彫刻家のÉdouard Cuyer(1852-1909)による"Anatomie Plastique(美術解剖)"。Cuyerはパリ市の学校で美術解剖の教授を務め、エコール・デ・ボザールではDuvalの元でアシスタントを務めた。Duvalによって1881年に出版された"PRÉCIS D'ANATOMIE A L'USAGE DES ARTISTES(芸術家のための解剖学)"ではボルゲーゼの闘士の骨格図やDuchennneの写真に基づく図など数点を描いている。
 本書はENCYCLOPÉDIE SCIENTIFIQUE, D'ANATOMIE ET EMBRYOLOGIEの第3巻としてフランスのOCTAVE DOIN社から出版された。図版はCuyerによるオリジナルのもので、人体、動物、性差、人種差、表情など多岐にわたる。クマの骨格とヒトの骨格を同じ姿勢で比較した図など印象的である。
(1913年版、出版年が没後のため初版年不明、筆者蔵)

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