2015/07/07

George Stubbs “THE ANATOMY OF THE HORSE” (1976)



George Stubbs “THE ANATOMY OF THE HORSE” 121pp,  Dover, New York, 1976

イギリスの画家George Stubbs(1724-1806)による “THE ANATOMY OF THE HORSE INCLUDING A particular Description of the Bones, Cartilages, Muscles, Fascias, Ligaments, Nerves, Arteries, Veins and Grands.(馬の解剖学 骨、軟骨、筋、筋膜、靭帯、神経、動脈、静脈と腺の説明を含む)(1766)のリプリント版。B4サイズ超の大型書籍である。リプリントに当たって、James C. McCunnとC.W. Ottawayによって現代語訳にされ、序文はハーバード大図書館の印刷とグラフィックアートのキュレーターEleanor Martha Garvey(1918-2013)が書いた。
 Stubbsは1754年から18ヶ月かけて馬の解剖を行い、その成果として本書を出版した。図版はエングレービングによる版画が用いられている。線図と描写された図とがそれぞれ左右のページに掲載され、側面、右斜め正面、右斜め後面からの視点で描かれている。筋を含む図は解剖の進行に沿って描かれており、浅層と深層の位置関係が想像しやすいようになっている。
(リプリント版、筆者蔵)

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