2015/05/15

Dissection Casts by Eliot Goldfinger


“HUMAN ANATOMY FOR ARTISTS The Elements of Form”の著者Goldfingerによる解剖体より型取りした石膏模型とGoldfinger作の頭部像。
 Goldfingerの型取り模型では以下が観察できる。体幹では、皮膚と皮下組織を取り除いた体幹浅層の筋左前面と左後面、大胸筋と三角筋を取り除いた体幹深層の筋左前面と僧帽筋と三角筋を取り除いた後面、上肢帯の骨格と筋を取り除いた胸郭、神経と脈管を取り除いた腋窩。上肢では、浅層の筋、深層の筋と骨間膜、手の浅層。下肢では、浅層の筋、大腿の深層、鼠径部と腹部内臓と骨盤内臓を取り除いた腹壁後面の筋。頚部では浅層の筋と斜角筋隙の神経と 頚動静脈を取り除いた筋の構造。
 基本的には筋骨格のみの型取りである。筋のたわみは見られず、ホルマリン固定遺体のような印象。こうした解剖体から型取りした模型は美術解剖の教材でしばしば見られる。
(画像はリンク先より引用)

body part models: http://sculptshop.com/tools-and-supplies-1-888-374-8665.php?p=23
head model: http://sculptshop.com/tools-and-supplies-1-888-374-8665.php?s=482

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