2016/05/28

Carl Schmidt “Wegweiser für das Verständnis der Anatomie beim zeichnen nach der natur und der antike” 1894




Carl Schmidt “Wegweiser für das Verständnis der Anatomie beim zeichnen nach der natur und der antike” 46pp, Tübingen, 1874

シュツットガルト美術学校の教授カール・シュミットによる『自然主義と古典主義後の描画のための解剖学を学ぶためのガイド』。
 簡素なハンドブックで、前半は図譜、後半はマリー・シュミットによる羅-独の美術解剖学用語集の二部構成になっている。図版はアルビヌスに基づいているが、骨格と同位置の筋の局所解剖図が並んで描かれている。見比べるように並べているのはアルビヌスの計画にはない。最後の図版はシュミットによる対角線を利用したプロポーションが掲載されている。図版パートのページレイアウトは縦横両方あり、書籍の小口側を画面の下に設定している。特に珍しいのは、後半の美術解剖学用語集で、解剖学用語集と記載していない点が興味深い。
(1894第2版?、筆者蔵)

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