2015/08/11

Burkhard Wilhelm Seiler “Anatomie des Menschen für Künstler und Turnlehrer” (1850)



Burkhard Wilhelm Seiler “Anatomie des Menschen für Künstler und Turnlehrer” 209pp, Arnoldische Buchhandlung, Leipzig, 1850

ドイツの解剖学者、ドレスデン医学アカデミーの教授Burkhard Wilhelm Siler(1779-1843)による“Anatomie des Menschen für Künstler und Turnlehrer(芸術家と講師のための人体解剖学)本書は2巻組で、1巻はテキスト、2巻はアトラスになっている。アトラスはworldcat.orgの蔵書検索によれば、65x55cmの4枚のプレートからなるとしている。
 本書はBammesDie Gestalt des Menschen”も掲載されており、図版のいくつかはGoetheの友人で、ドイツのロマン派の画家、医師、博物学者のCarl Gustav Carus(1789-1869)が提供したとしている。Bammesの引用した図版には、古代彫刻のスーパーインポーズ図が多数描かれている。
 Seilerは本書に先駆けて“Naturarlehre des Menschen mit Bemerkungen aus der vergleichenden Anatomie für Künstler und Kunstfreunde(人体の自然科学、芸術家や愛好家のための比較解剖学)”を1826年に出版した。タイトルが異なっているが、Wikiによれば、“Naturarlehre des Menschen mit Bemerkungen aus der vergleichenden Anatomie für Künstler und Kunstfreunde”として、Röhrlの調査では“Anatomie des Menschen für Künstler und Turnlehrer”として業績が一冊にまとめられている。
(ウェブアーカイブ版、図版はBammes "Die Gestalt des Menschen"より)

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