Reference: Eadweard Muybridge “THE HUMAN FIGURE IN MOTION” 390pp, Dover, New York, 1955
イギリスの写真家Eadweard Muybridge(1830-1904)による“THE HUMAN FIGURE IN MOTION”。原著は11巻組の“Animal Locomotion”(1887)で、11巻中、1巻から8巻までが人体の連続写真を編纂したものになっている。本書はその中から選別された図版が掲載されている。
この連続写真のアイデアは、もともと走行中の馬の足が地面から離れているかを確かめるための実験から派生したもので、運動中の姿勢は当時の人々にとって新しい知見であった。この手法は美術解剖の領域にも影響を与え、Paul Richerが“Nouvelle Anatomie artistique III Physiologie Attitudes et Mouvements”と“Physiologie artistique de l’homme en mouvement”に用いている。
(リプリント版、筆者蔵)
images: http://www.muybridge.org/
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