Gérard Audran “LES PROPORTIONS DU CORPS HUMAIN, Mesurées sur les plus belles figures de l'Antiquité” 34pp, Paris,1683
フランスの彫刻家、版画家Gérard Audran(1640-1703)による“LES PROPORTIONS DU CORPS HUMAIN, Mesurées sur les plus belles figures de l'Antiquité(人体のプロポーション 最良の古代彫刻の測定)”。人体のプロポーションに関する書籍だが、人体ではなく古代彫刻を計測している。直接的な解剖学的情報はないが、計測点が上前腸骨棘など体表のランドマークに当てはまることがある。比例ではなく、基準点間距離の長さを平面的に計測した値を掲載し、正面間のみならず側面観の図も含まれる。
描かれた像はラオコーン、ファルネーゼのヘラクレス、自害するガラティア人、ヴァチカンのオシリス神、アポロン像不明、カリピュゴスのヴィーナス、カピトリーノのヴィーナス、ベルデヴェーレのアポロン、アポロン像不明、瀕死のガリア人、ラオコーン脇侍、水瓶を持つ子供不明。顔面のパーツ、兜と王冠をかぶった頭部、毛髪を掴まれた生首。いくつかの像は左右反転している。
(ウェブアーカイブ版)
web archive: https://archive.org/details/gri_proportionsd00audr
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